白猫プロジェクト ストーリー解体書 花言葉を伝えて編

・登場人物

カスミ

 一人祝詞を捧げまがごとの気配を探っていた際、フローリアからヒガンザクラの香りがすると声を掛けられる。話すうちに自身にしか聞こえなかった氏神様の存在を感知することが出来るフローリアと親交を深めて友達になっていった。

 

 後日、フローリアのお願いから彼女の恩人である、スイレンの香りの人を主人公達と共に探すことになる。キャトラ曰く嬉しそうな友達となったフローリアと一緒に居る際には嬉しそうな様子。フローリアがスイレンの人と出会った島で捜索を開始するがまがごとの気配を感知する。自身の願いから大変なことになる可能性をフローリアから謝罪されるが自身の旅はまがごとを祓うためのものであるため一石二鳥だと気にしていないことを話した。

 

 休息を取っている際にはフローリアにスイレンの人と出会ったら何を話したいか質問していた。彼女の強い想いを聞かされると絶対に探し出そうと約束した。

 

 休息を取っていた場に闇に取り込まれることを望んだ者の成れの果てである異形の群れが襲撃。聖なる花の乙女であるフローリアを狙っていたため応戦する。アイリスの詠唱によって光の力で浄化しても再び蘇る異形の者たちに劣勢を強いられる。巻き込んだことを謝罪するフローリアに対しては友達でしょと言って気にしている様子はなかった。

 

 突如乱入したアシャクァトル魔物を喰らったことでアイリスの詠唱の浄化が間に合い始め、形勢を逆転して勝利を収める。異形の怪物であるアシャクァトルに警戒しており、スイレンの人だと言って近づくフローリアを止めようとした。しかし、アシャクァトルはフローリアの花束を受け取ると去っていった。友達であるのに信じられなかったことをフローリアに謝罪してまがごとを祓い、フローリアの探していた人を見つけることにも成功した。

 

フローリア

 草花の声を聞こえる力を持つため、桜の神である氏神様の香りを感じることが出来た。それからカスミと親交を深める。カスミと主人公達を連れて自身を魔物から助け出してくれた人を探すため一度魔物に襲われた島へと向かう。

 

 魔物から助け出してくれた人はスイレンの香りがする人であり、叫び声と呼吸する音しか聞くことが出来なかった。魔物から助け出されて村まで案内されたことに強い恩義を感じてお礼を言いたいとホワイトジンジャーの花束も用意していた。

 

 休息を取っていた際にカスミから恩人に会えたら何を話したいかと聞かれるとお礼をしたいだけだと語るが、花のことが好きな人だと嬉しいとも語っていた。

 

 異形の群れとの戦闘が終わると全員が警戒するアシャクァトルに躊躇なく近づいて花束を渡すことが出来た。アシャクァトルに対しては己の闇と一人で戦う悲しい運命を背負っていると感じ取っていた。

 

シュプール

 コーン・ポップと共に行動していた。異形の群れの発生を感知して里の近くをうろつきたくはないと話していたが異形の群れは見過ごせないと島を探索していた。アシャクァトルを地べたを這いずる蛇と呼称して気配を感じ取ると急いでその場へと向かい始めた。

 

 しかし、主人公達と合流出来たのはアシャクァトルが去った後であり、一足遅かったと呟いていた。

 

 コーン・ポップのことは大地の女神の子と呼んでいる。

 

コーン・ポップ

 イシュプールと共に行動していた。大地を穢す闇を許さないと神であるイシュプールと同じく神としての仕事を全うしようとしていた。

 

 アシャクァトルの気配にいち早く気付きその存在を知っていたことや異形の群れについても闇に取り込まれた人間であることを知っていたためイシュプールと変わらない程、黒き太陽たちの事情には通じている模様。

 

クロー

 恐らくフローリアに渡すための白いユリの花束を持って島に上陸していた。アシャクァトルに近づくフローリアを止めようとしていたなど黒き太陽などの事情は知らず、偶然居合わせた可能性が高い。

 

 アシャクァトルの悲しい運命に涙を流すフローリアを見て花束を渡すことは出来なかった。ホワイトジンジャーの花言葉があなたを信じますということを知っており、主人公達に話した。

 

アシャクァトル

 イシュプールからは地べたを這いずる蛇と呼称されている。異形の群れに劣勢だったカスミ達の戦いに乱入して魔物を喰らうことでアイリスに浄化させる隙を作らせた。

 

 イシュプール曰く闇に破れ未だ彷徨い続ける地べた這いずりのたうつ蛇であり、闇に呑まれた人間だと思われる。

 

 フローリアから花束を受け取るとその場を去っていった。

 

 

異形の群れ

 堪え難き恐怖と狂気に敗れ光無き夜に身を捧げたものたち。心弱きもののなれの果てであり、闇に取り込まれることを望んだ者たち。

 

 元は人間でありとある神を崇めていた。しかし、それは偽りだと考え黒き太陽こそがただ一つの神だと話している。

 

 飢えし太陽の怒りを鎮めるために聖なる花の巫女であるフローリアを贄とするため襲い掛かる。以前、フローリアを襲った魔物もこの異形の群れである。

 

 アイリスの詠唱による浄化も効かない程濃い闇の力を持っており、アシャクァトルに喰らわれるまではカスミ達相手には優位を取っていた。

 

黒き太陽

 異形の群れが崇める神。現在は飢えている状態であり、聖なる花の乙女であるフローリアを贄とすることで輝きを増すと異形の群れは語っていた。

 

・その他メモ

フローリアは思い出ストーリーでは瞳を開くことが出来たが今回のストーリでは自分には色はわからないとまだ視力が戻っていないことを話している。

 

シュプールの思い出ストーリーで登場した単語は恐らく今回の登場人物を指していると思われる。

 

落陽を呑む忘我の毒蛇→アシャクァトル

贋作の太陽→黒き太陽

 

以上。