白猫プロジェクト ストーリー解体書 イサミ・エンジュ思い出ストーリー編

・登場人物

イサミ・エンジュ

 飛行島に初めて来た際には空を飛ぶ景色に感動だけでなく自身にはまぶしすぎる気もすると思う所がある様な発言をしている。呪いによる体質を受け入れる飛行島の面々には感謝を示してシズクにも同じような配慮をして欲しいと頼んでいた。シズクに対しては宗家の娘の自身の主というだけでなく共に育った妹の様な存在だと語っており、キャトラからは心配性のお兄ちゃんだと例えられてた。しかし、心配するだけでなく自身も存分に飛行島での生活を楽しむようキャトラから言われていた。

 

 怪我を負った状態で主人公達と出会った際には鬼退治を生業としているので生傷は絶えないと自身の怪我の程度が軽いことを話した。一族が自身とシズク二人しか生き残っていない現状に気持ちが暗くならないようにするには真面目過ぎる性格を直した方が良いとキャトラに指摘される。シズクにもふにゃふにゃモードになった際に「この朴念仁、クソ真面目オールスターズ、コンクリート頭モンスター。」と散々な言われようだったことを話した。それは普段思っていることが呪いの影響でタガが外れて出た言葉だと解釈してキャトラから指摘されたこともあり、改善できるよう努力すると真面目に返答していた。

 

 呪いの影響が出ている状態で主人公達を呼び止めた際にはゴキゲンモードとキャトラに称されていた。正気に戻るよう言われると明るくなれと言ったのはそっちだろうと主張する。しかし、呪いの力でなるべきではないとキャトラから怒られていた。その後、キャトラの持っているカニカマを奪って食べて彼女を泣かせてしまう。泣きながら怒るキャトラを発見したシズクが正気に戻すと深く反省しており謝罪としてカニカマ3500万本を寄こせと言う要求も一生かけて償うと頭を下げていた。

 

 キャトラから呪いの影響を受けた状態は隙があり、シズクは女の子であるため危険が多いことを語られる。瓶を持っているのは自身であるため責任を持つべきだと説教をされると戒めとして心に刻むと素直に受け入れた。唐突に主人公にシズクは可愛いか問い彼を困らせる。一般的な男性から見るとシズクがどう見えるか気になっての発言だったと唐突に質問したことを謝罪、自身とは違い記憶も曖昧になってしまうシズクを心配していることを話す。自身が口出しすることでもないがシズクには一緒に歩める人間を見つけ出して欲しいと願っていることを話した。

 

 ある日、ふにゃふにゃモードで眠っているシズクを抱えている所を主人公達と鉢合わせる。鬼との戦闘中にシズクの呪いが発動したため鬼を討ち漏らしたことを話した。正気に戻れるなら霊酒を飲めばいいとキャトラに言われるも寿命を削る可能性がある霊酒を頻繁に飲ませたくはないことを話した。自身も頻繁に飲んでいることを指摘されると自分の体は丈夫だからと根拠のない言葉で話題を逸らして自身一人で仕留められる敵ならば出来る限りシズクには霊酒を飲んでほしくないと話す。

 

 シズクには人並みの幸せを掴んでほしい、平凡な家庭を持ち子供を作って欲しい思うも彼女は気丈であるため聞き入れてはくれないことを話す。そのため眠っている間に事を済ませておきたいと自身を犠牲にした考えを話す。しかし、キャトラからは呪いの体質は一見ギャグの様に見えるがその実、深刻で大変な体質であることから自身が犠牲になればシズクをわかってあげる人がいなくなってしまうと自己犠牲的な考えを否定される。それに対してはそれは未来の話でありその頃にはシズクの側には別の人がいるだろうと考えを変えようとせずその場を去ろうとした。

 

 放っておいてはいけないと判断したキャトラに頼まれ主人公がルーンの光を照らすとそのタイミングでシズクが正気を取り戻して起き上がる。自身の考えを話していた先ほどの会話を全て聞いていたことを告げられ、宗家の当主として隠し事を辞めるよう命じられる。同じ使命を持つ者同士であり幸せについては自分自身で考えているというシズクの言葉を聞き、更には未来の可能性として自身がシズクの側にいる人になるかもしれないことを告げられる。物心つく前から共に暮らしておりそういった想いを抱くことも一度はあっただろうと問われると素直にあったことを白状する。そうして共に生きる可能性をシズクと話し合っていると互いの本音をぶつけた良い所で呪いが両者発動してしまい軽いノリで共に生きることを約束してしまった。その後、正気でないまま鬼退治に向かおうとしてしまった所を主人公達に止められた。

 

シズク

 イサミの自己犠牲的な秘めた思いを知ると、二人で共に生きていく未来の可能性もあることを話して自己犠牲の考えを改めさせた。少なからず、兄妹的な関係から踏み出すことがあるかもしれない事を仄めかしたが、良い所で呪いが発動して軽いノリの約束になってしまっていた。

 

主人公&アイリス

 ルーンの光を放ったが、シズクが起きていたことを知ると自分達が出る幕はないと静かにその場を離れた。

 

キャトラ

 ゴキゲンモードのイサミから小さいと言われると猫の標準サイズだと自身の体長については語った。また、満腹になれば倍の大きさになるとも話している。

 

 カニカマを奪われたこともあり、イサミやシズクの呪い状態は気になる様で責任感を持つようお説教をイサミにしていた。

 

・用語

鬼退治の一族

 宗家の当主が絶対的な権力を持っていたが現代では廃れていた。今はシズクとイサミしか一族は生き残っていないため一族の掟などの意識は二人から薄れている部分もある。

以上。