白猫プロジェクト ストーリー解体書 シズク・エンジュ思い出ストーリー編

・登場人物

シズク・エンジュ

 飛行島に初めて来た際、感想を求められると補給が大変そうだと痛い所を突いていた。キャトラからはネガティブに物事を考えるべきではないと言われるが、弱点を自覚しなければ対策も練れないと話した。このやりとりから頭が固いと言われてイサミにもよく言われると話す。しかし、真面目さ頑固さはイサミの方が上だと主張している。キャトラから心狭さを代表するエピソードは無いかと聞かれた際には無自覚であるため欠点だと思い当たるふしが無いことを話す。これにキャトラは自分の失敬な質問を正面から受け止める所が頭が固い証拠であり、柔らかい頭ならばジョークで返すと言われて反論できなくなってしまった。幸せって何だろうかと常々考えていることも話して幸せのために頭の固い性格改善も視野に入れていると話すとそういう所が頭が固いとまたまたキャトラに指摘されてしまった。

 

 次に主人公達と出会った際には呪いによって正気ではない状態であり、この状態をキャトラからふにゃふにゃモードだと名付けられていた。ふにゃふにゃモードの自身を早く正気に戻そうとするキャトラ達を見ると真面目になるなと言っていたと主張する。しかし、それとこれとは話が別であり正気でないことは問題であるとキャトラに返答される。試しに早口言葉を言ってみるようにキャトラから言われて試してみるが呂律が回っておらず最後は笑って誤魔化してた。アイリスが連れてきたイサミから霊酒を飲まされると正気に戻り死にたいと発言して頭を何度も地面に叩きつけていた。

 

 後日もまだ呪い状態の醜態を晒したことを引きずっていた。呪いの性質上霊酒を持つイサミとは離れられないのではないかと聞かれると社会に生きる大人であるためそうはいかないことも多いと苦労を語った。イサミとの関係をキャトラから聞かれると自身は鬼退治の一族の宗家であり、イサミは分家であることを説明してイトコの様な関係だと語った。小さい頃から共に修行をして暮らしていたことを話すと、男女が長く一緒に居る為恋仲に発展することはないのかとキャトラに聞かれると一族の掟として女子は終生鬼との戦いに身を捧げなければならないこと、時代遅れながら自身は嫌ではないことを話した。イサミのことは嫌いではないが自身にも好きなタイプがあると告白し、寡黙な人がタイプであると語った。イサミは及第点であるが強いて言えば更に寡黙な男性が良いと話していた。しかし、愛や恋はこれまで考えたこともないと語っている。

 

 キャトラが過去に暗い過去があるのか聞こうとするとふにゃふにゃモードの状態であり、子供の頃から修行と鬼退治をしていたことや最近一族が皆死んでしまい自身も呪われたことをあっけらかんと話した。しかし、イサミと相談して過去に縛られるよりも前向きに暮らしていくべきだという考えに至ったことも分かりづらくはあったが語っていた。公私は分けてプライベートでははっちゃけたいと話すもキャトラから節度を守るべきであり今は節度を破っている状態だとたしなめられる。その後、アイリスとキャトラはイサミを探しに行ってしまい主人公と二人きりになるが話すことを辞めず過去にしがみつくのご先祖様に面目ない、使命があっても子供には幸せになって欲しいと考えるだろうと持論を展開して自身は幸せにならないといけないんじゃないかと考えていることを話していた。しばらくしてイサミが駆けつけて正気に戻り、顔を真っ赤にして土下座していた。

 

 ある日、もう決してふにゃふにゃしないと決意表明をする。呪いであるためどうしようもないのではと言われると自身に掛けられた呪いは精神に勝負を挑んでくる類のものであり気を確かに持てば多少抵抗できることから強固な意志で防ぐことも理屈上では可能ではないかと考えを話した。醜態を晒して心も底から反省をしており、霊酒を飲めば正気の戻れることにすがって甘くなっていたことを自覚すると飲まなくてもふにゃふにゃにならない様に訓練することを決意する。心の持ちようで呪いを何とかするのは無理があるのではないかというキャトラの意見に一晩中見張ってもらっても構わないと発言する。キャトラとアイリスは飛行島の見張り番だったため、主人公一人で見張ることになる。

 

 夜になるとしゃっくりを起し始めて主人公から心配されるも、まだ大丈夫であり集中するため話しかけないで欲しいと集中し続けていた。主人公がルーンの光を照らして呪いに負けない力を分けるもふにゃふにゃになってしまい、まだ正気を保っていると適当なことを言っていた。主人公の肩を掴んで目を見せてしゃっきりしているだろうと聞くもその目は据わっていた。その後、世界が回っていると発言して倒れて寝息を立て始めてしまった。

 

 目を覚ますとあれだけ大口を叩いておきながらふにゃふにゃモードになってしまったことから死にたいと発言して主人公に恥ずかしい所を見せていなかったかと聞いて事と次第によっては死んで詫びるしかないと猛省していた。しかし、霊酒を飲まなくても正気に戻ったことは呪いに少しは勝ったのではないかとキャトラに指摘されると喜んだ様子を見せた。しかし、実は夜中に一度起きて霊酒をがぶ飲みしていた所を主人公が目撃していたがそれは秘密にされた。

 

イサミ

 シズクとは別れて行動しており、ふにゃふにゃモードのシズクを止めるためにアイリス達から呼ばれていた。

 

主人公

 シズクの見張り番を担当していた。

 

キャトラ

 シズクのふにゃふにゃモードは何かが許せない様で会話するのを嫌がり、すぐに正気に戻させようとしていた。

 

アイリス

 シズクとの交流を深める。

 

以上。