白猫プロジェクト ストーリー解体書 タコパス・オクトーバー思い出ストーリー編

・登場人物

タコパス・オクトーバー

 巨大なタコ。片言ながら人語を話す。たこ焼きの屋台を経営している。

 

 大きな壺から屋台と共に飛び出した。ウマイ、ヤスイ、タコデカイの三拍子そろったたこ焼きをその場に居た主人公達に振舞った。また、この時には何者かによるセリフの訳がついており、その訳通りならば吸盤を持つ支配者であり深海に住まう八本足の邪神である。また、目的もたこ焼きを食べてもらうのではなく忌むべき触手によって地上を統治することになっている。本当にその様な野望を持つ正体であるとは不確かである。

 

 たこ焼きの仕込みをしている際には初登場時に言葉に訳を付けた存在と同一の存在がナレーションを付けていた。生地の仕込みを暗黒の儀式と称したり、足を忌まわしき触手と表現したり、出来上がったたこ焼きを食べる主人公達を信徒と呼ぶなど大げさな物言いが目立った。

 

 奇怪な見た目のため正体を探る調査隊が組まれて飛行島に乗り込んできていた。調査隊は主人公達にインタビューをした後に自身の元へとやってくるがしゃべるタコを目の前にすると気絶してしまっていた。

 

 自身の持つ蛸壺は飛行することが可能で材料の買い出しに向かう際にはそれに乗って移動していた。これを目撃した人々は空飛ぶ蛸壺事件を第三種接近遭遇事件、フライングポッド事件と呼称した。

 

 飛行島でたこ焼き屋台を経営することを気に入り、ずっとここでたこ焼きを焼いていたいと話す。人気も根強いものとなって屋台を開けば人だかりができて瞬く間に売り切れるようになっていた。しかし、たこ焼きで十分稼ぐことが出来たのでキョウドウタイに戻らなければならないことを主人公達に話す。自身は故郷のタコパスキョウドウタイのエージェントが本当の仕事でありたこ焼きの屋台は仮の姿だったと打ち明ける。しかし、たこ焼きを焼く仕事もたこ焼きのダシぐらい大事な生きがいだったと話す。

 

 そんな自身を浮遊する巨大な蛸壺であるマザーシップが迎えに来る。その中のマスターマインドは地上の民を自己と一つにして世界をたこ焼きにすることを目論んでいた。それを阻止するために主人公のルーンの光が生み出した一つのたこ焼きを掲げる。マザーシップへと吸い込まれたそれはマザーシップを驚かせるほどの出来栄えだった。地球の民の答えがそのたこ焼きであり、彼らは約束を果たした我らも盟約に従うべきだとマスターマインドを説得することに成功した。こうして地球の危機を救い、自身は生きがいであるたこ焼きの屋台を続けることになった。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 タコパスのたこ焼きを気に入っている。

 

 マザーシップ来襲による地球の危機に対してはルーンの光でたこ焼きを作る以外は何もせず、どこか他人事だった。

 

調査隊

 タコパスの存在を調査するために飛行島に乗り込み主人公達にインタビューをして回っていた。

 

 キャトラからは姿が大きなタコであること、アイリスからはたこ焼きを焼いていたことをインタビューして証言を得ていた。何も話さない主人公に対しては恐怖のあまり言葉を無くしていると誇張していた。また、インタビューの際には吸盤やたこ焼きなどの普段使うような言葉すらも謎のフレーズと銘打っていた。

 

 実際にタコパスに出会うと驚きのあまり気絶してしまっていた。

 

マスターマインド

 マザーシップでタコパスを迎えに来た。タコパスキョウドウタイの長。

 

 地球人を愚かなる地上の民と称して世界をたこ焼きに変えようと画策していた。しかし、主人公の作り出したたこ焼きを見ると地上の民がこれほどのたこ焼きを作れるのかと驚き、タコパスの説得もあり侵略を取りやめる。

 

 お前たちがたこ焼きを忘れた時には帰ってくると言い残して去っていった。

 

・用語

タコパスキョウドウタイ

 タコパスの故郷。恐らくマザーシップ内が本拠地だと思われる。

 

マザーシップ

 空飛ぶ巨大な蛸壺、マスターマインドが搭乗している。

 

・その他メモ

主人公のたこ焼きを見たマスターマインドは「これが予言の…。」というセリフを言っていたためフォースター⭐︎プロジェクト11th編イベント内でマスターマインドが発言していた大いなる予言の地は飛行島であると思われる。