白猫プロジェクト ストーリー解体書 キララ・ホーマー思い出ストーリー編

・登場人物

キララ・ホーマー

 学ラン姿に釘バットを持っている少女。父との約束でホームランを探している。ヒットを狙う、打線を繋いでいく等の野球用語を交えて話すが元ネタの野球自体の知識は一切ない。

 

 飛行島に来た際には主人公達に自己紹介よりも先にホームランはないかと質問していた。飛行島にはいろいろな人が集まるためホームランについて何か知っている人がいるかもしれないと考えてやってきた。学ランとバットは学校に入学する際に父からプレゼントされたものであり、バットは何を打つ道具とだけ聞かされていたので強く見せるために釘を自分で打ち込んだ。

 

 ある日、ホームランを見つけたと話して白い玉を抱えて主人公達の元を訪れる。果物屋に売っていたホームランだと語るが、キャトラから一目見たいと言うほどの物ならば珍しいものではないかと予測でき、果物屋に売っている程度の物なのかと指摘される。更にヘレナがやってきて白い玉はホームランメロンという品種であることが知らされる。今回手にしたメロンはホームランではないとわかって一層ホームランの謎が深まった。

 

 知らない人にホームランはどこだと詰問されて知らないと答えるもしつこく聞いてきたためバットを振り回して主人公達の元へ逃げてきた。そのことがきっかけで振り逃げという単語を父が言っていたことを思い出す。ホームランのヒントになるかもしれないとホームラン探しが一歩前進した。

 

 飛行島内でホームランの噂が広まり、キャトラ達も知らない人々が多く見受けられる様になっていた。ホームランを手にすればなんでも願いが叶うとまで噂に尾ひれがついている状態だった。更にはアベックホームランが必要と語る自身たちよりもホームランに詳しいかもしれない人物まで現れたことによって焦りを感じ始めていた。

 

 母からの手紙で父の容体が良くないということを知らされた際にはアイリス達から家に一度帰るべきだと言われるが今帰ってしまえばホームランを他の人に取られてしまう敬遠はしたくないと帰宅しようとはしなかった。自分が見つけて父に見せるのが約束であることから飛行島に残ることを考えるが思い悩んでいた。

 

 それを見た主人公が放ったルーンの光を見るとチャンスはまだあることに気付く。勝負は9回までわからないと言って、一度父と会ってからまた探すことを決意。自身の家へと帰っていった。

 

 数日後、主人公達に家から手紙を送る。家に帰ると父と母は喜んでくれたことやホームスチールを自分が決めたことに驚く父の様子などを書き綴った。父の容体は良くなり今ではキャッチボールが出来るまでに回復していること、そこでお前の顔を見れることがホームランだよと父から言われたことも書いていた。数日経ったらまた飛行島に戻ると最後に書いていた。

 

アイリス&キャトラ

 キララの影響からか、父の容体が悪くなったとキララに聞かされた時には代走できる人はいない、ホームラン探しをストライクじゃなくても諦めずに粘っていたと野球用語を交えて話すようになっていた。

 

主人公

 キララとの交流を深める。

 

ヘレナ

 キララが見つけた白い玉がホームランメロンという品種だと彼女に教えた。ホームランについては知らない模様。

 

・用語

ホームランメロン

 キララがホームランだと勘違いして果物屋で購入したメロン。白い。

 

以上。