白猫プロジェクト ストーリー解体書 ショコラ・フォンダン思い出ストーリー編

・登場人物

ショコラ・フォンダン

 ショコラティエールの少女。

 ヘレナとアイリスがチョコ作りをしていた際に湯煎の温度が高すぎると登場するなり注意した。

 

 チョコを作ろうとするアイリスにはチョコ作りの道、チョコ道はいばらの道だと忠告する。それでも付いて行こうとするアイリスからは教官と呼ばれ慕われる。

 

 ショコラティエールにはパワーと機敏さと反射神経が必要だと語り、アイリスだけではなくキャトラ達も巻き込んでランニングを始める。

 

 ショコラティエールに必要な体力を鍛えているうちに魔物とも戦えるようになったと語る。

 

 ショコラノワールで出来たビターなチョコの坂、チョコ坂を共に登り切ろうとアイリスに発破をかけていた。

 

 チョコの味見をしているうちに高カロリーなチョコのせいで体重が増えてしまうという乙女な悩みも持っている。そのため走り込みが大事だと語り、同じく体重に悩みを持つアイリスからは更に慕われることになった。

 

 チョコの味だけでなく優れた造形を形作ることも可能で味と美しさを兼ね備えた星たぬきの像を製作してキャトラに味見をさせていた。

 

 手作りチョコならば手軽にできると語っていたが、お手本として作る際にカカオをショコラティカ・ブレイクで粉砕した後、一日かき混ぜる作業をショコラティカ・ディメンションで時と空間を飛ばして完了させるなど常人には不可能な製作過程を披露する。その後生地を寝かせるために一か月待たなければならないと語ってキャトラからは手軽ではないことをツッコまれていた。

 

 主人公達にホットチョコレートを振舞っていた際には自身の過去について話していた。赤ん坊のころからショコラティエの修行を行っていたことやカカオの声を聞くのに八か月かかったことなどを語った。

 

 チョコ生地をかき混ぜる際には自身のパワーでは足りないためチョコの結晶そのものに宿る力を感じて己とカカオを同化させるという技でかき混ぜていると語る。

 

 奥義やチョコ作りは師匠に教えてもらっており、最後の試練として師匠と直接対決した。その際に互いに放ったショコラティカ・ブレイクがぶつかり合いカカオの波動を炸裂させると意識を失ってしまい気が付くと現在身にまとっているかわいらしい衣装を身に着けていたと語る。それから一人前のショコラティエールに認められた。

 

 ある日、最高級のチョコ生地であるブラックスターを主人公達に披露する。しかし、ブラックスターは気難しい性質を持っており人の手でなければ滑らかにかき混ぜられないが人の手でかき混ぜるのは至難の技であり、主人公がかき混ぜようとしてもびくともしなかった。

 

 師匠の課題の一つでもあるブラックスターだったが自身の力も技も心も全て吞み込まれてしまいかき混ぜることは何とかできても滑らかにすることができなかった。

 

 そんな挫折しかけたところを主人公が見るとルーンの光を放つ。最高級のチョコが持つ輝きを光に感じて全ての答えはカカオの中にあることに気が付く。そのままカカオに己を同化させ、ショコラティカ・トルネードとショコラティカ・スパークで一気に畳みかけることでブラックスターをカカオの結晶が輝く美しいチョコ生地に変化させる。

 

 生地を完成させても寝かせないといけないのではというキャトラの意見に対してこちらが出来上がったものですと完成品を取り出してそんなものがあるのかとキャトラにツッコまれていた。

 

アイリス

 チョコ道を極めるべくショコラを教官と呼び訓練に明け暮れた。

 

主人公&キャトラ

 ショコラとの交流を深める。

 

ヘレナ

 アイリスにチョコの作り方を教えていた。

 

バロン

 ブラックスターが輝きを放つと登場してカカオの結晶が反射することで輝いていると解説しており、チョコに詳しいという一面を見せた。

 

ショコラの師匠

 ショコラと同じくショコラティエール奥義を使いこなす。

 

 最後の試練が終わった後もショコラに課題を課している様子。

 

・用語

ショコラティカ・ブレイク

 ショコラの使用するショコラティエール奥義。

 

 カカオを粉砕するのに使用した。

 

 師匠との戦いでは互いにぶつけ合っていたため戦闘でも使用できる模様。

 

ショコラティカ・ディメンション

 一時間チョコ生地をかき混ぜる作業をスキップするためにショコラが使用した奥義。

 

 時間を空間ごと飛ばすことが出来る。

 

ショコラティカ・トルネード&ショコラティカ・スパーク

 ブラックスターをかき混ぜる際に畳みかけるためショコラが連続で使用した奥義。

 

ブラックスター

 チョコの原材料としては最高級品。かき混ぜていないと真っ黒な状態。

 

 伝説として語り継がれており果てしない程の濃厚な味がすると言われている。

 

 カカオの神様にちなんだ名前であり、元になった神様と同じで人の手でかき混ぜなければならない、人の手では不可能なほど固いといった気難しい性質を持つ。

 

 ショコラティエールの間では職人の情熱や夢や希望を飲み込むチョコ界の闇として語られている。

 

 ショコラがかき混ぜることに成功するとカカオの結晶が反射して輝き始めた。

 

以上。