白猫プロジェクト ストーリー解体書 ミラ・フェンリエッタ(ハッピークリスマスパーティ!ver)思い出ストーリー編

・登場人物

ミラ・フェンリエッタ

 人の集まるクリスマスパーティを絶好の布教の機会と考えて参加した。この日のためになけなしの生活費をはたいて新しい黒い修道服を購入した。

 現在は三食もやし生活の模様。

 クリスマスを単なるパーティをしてみんなで集まる日という認識だけで来ていた。キャトラからクリスマスは聖なる夜を祝うものだと告げられると途端に体調が悪くなり二日酔いと胸やけとこむら返りが同時に来たような苦痛に苦しみ始めた。

 聖なるものへの生理的な嫌悪感があるようで正体を隠すために着用している普段の修道服も着慣れるまで時間が掛かった。これはあくまで気分の問題でありパーティに着ていった黒い修道服は色が暗いため着ることへの抵抗感はない。クリスマスという行事にも聖なる夜を祝うという正体を知るまではパーティを楽しんでいた。

 ジョバンニに頼んでデスメタルを聞かせてもらうことで少し体調が回復する。フォースター大会で対戦した相手とは大会後も付き合いがある。大会の打ち上げでは記憶を飛ばすほど酒を飲んでいる。打ち上げの翌日には同席したみんなが優しくしてくれると語った。

 この打ち上げがきっかけかは不明だがハルカを除く全員からは正体が悪魔であることがバレている。

 クルーシャとは因縁があり、彼女には会うたびに塩を掛けられる。聖なる塩によって祓われることはないがしょっぱいため彼女のことは嫌っている。クリスマスパーティでもクルーシャと出会い今度は決着を着けると意気込んでいたが、その戦いにマウリツィオも乱入した。彼に恐怖して二人のエクソシストから逃げ回った。

 クライヴを泣き落としすることで盾になってもらい二人からは逃げることができた。しかし悪魔というだけで差別されるのは納得いかないと語った。その際に偶然その場に居た似たような境遇の死神のアナザーに同意される。

 アナザーと話している際にキャトラから死神と悪魔は似ていると言われてまったく違う種族であると力説する。魂を食べないことを相違点として挙げる。悪魔は魂を契約者から代償として奪うものも多いがグロいと感じるため魂を使用することはしないと語った。

 エクソシストたちとのトラブルなどで肝心の布教活動を忘れており急いで参加者に声を掛け始める。カムイ、ミオ、イリアに声を掛けるもいずれも失敗に終わった。このことから自信を消失してしまいふて寝をしてしまう。

 その後、フォースターで対戦した仲間たちが続々と集まってくる。皆が自身の体を心配し声を掛けてくれたことに感動して悪魔でありながら心から神に感謝した。その後は飲んで歌ってパーティを楽しむと宣言し悪魔のデスボイスを聞かせてあげると口が滑りハルカに正体がバレそうになった。

 

ユンロン

 純粋で悪い悪魔ではないミラのことを心配している。

 よく地酒やヤモリの黒焼きをミラに差し入れる。彼女がふて寝していた際にもこれを差し入れに来ていた。

 

スズネ

 禍々しいドクロの風鈴をミラにプレゼントしていた。彼女がふて寝した際にはこれを改良して小さなドクロがたくさんぶら下がったものを差し入れに来た。

 

ジョバンニ

 クリスマスが聖なる夜だと知って苦しむミラに頼まれてデスメタルを聞かせた。普段から度々彼女にデスメタルを聞かせている。

 ミラがふて寝した際には寒い中寝てしまうと体を壊してしまうと注意して体を大事にと言っていたがハルカからはあんたが言うなとツッコまれている。差し入れにデュエットのできる新曲を持ってきた。

 

ミゼリコルデ

 普段からお化けたち共にミラの元に遊びに行っている。

 ミラがふて寝していた際にはお化けの作ったキャンディを差し入れとして持ってきた。

 

ハルカ

 ミラと対戦したフォースター参加者の中で唯一彼女の正体に気付いていない。

 普段からシスターだと思っているミラにはいろいろと悩みを相談している。

 ミラがふて寝していた際には薬草から作った特製ジュースを差し入れに持ってきた。

 

クルーシャ

 ミラとは顔を合わせる度に塩のルーンから生成した聖なる塩を浴びせている。なお効果はない。

 ミラからはフォースターの大会に参加していないことからゼロスター女と揶揄された。

 聖なる夜を修道女と身分を偽り穢そうとしているとミラを祓おうとしたがクライヴを盾にされて逃げられた。

 

マウリツィオ

 ミラとクルーシャの対決に乱入してミラを祓おうとした。

 ミラからしたら恐怖の対象であり顔を見られるなり逃げだされていた。

 

アナザー

 メアのプリンを誤って食べてしまい怒り狂った彼女から逃げていた。

 種族的に差別されることの多いミラに共感していた。

 

カムイ

 ミラからパーティ会場で布教活動を受けた。

 戒律で縛られることやインドア派のため会合を拒否したためミラからは威嚇され活動を切り上げられた。

 

ミオ

 ミラからパーティ会場で布教活動を受けた。

 アンドロイドの身であるため死という概念が存在せず神を信仰する気はないと語った。

 魂という概念に興味を持ちミラに質問攻めをした。ミラはこれに一つも答えられず退散していった。

 

イリア

 ミラからパーティ会場で布教活動を受けた。

 神でも悪魔でも立ち塞がるものは葬り去ることが自身の信仰と語る。

 悪魔であるミラに対して敵ならば葬ると脅しをかけて彼女を退散させた。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 ミラとの交流を深める。

 

・用語

ホーリーヒール

 ミラの使用する必殺技。

 それっぽいエフェクトと技名だが実際は呪いの一種。傷を癒す代償として因果が呪われて何かの角に足の小指をぶつけやすくなる。

 

悪魔

 死神とはまったく異なった種族である。

 死神とは違い食用でない魂の使い方をする。

 多くの悪魔が契約の代償として魂を要求することが多い。

 人形に魂を憑依させて下僕としてこき使うものも居る。

 魂を生理的にグロいと感じるミラのような価値観を持つ悪魔も一定数居る。

 

以上。