白猫プロジェクト ストーリー解体書 カムイとちしきのとう編

・登場人物

カムイ

 知識の塔を登り賢人としてのステータスの向上を目的として主人公達を連れて塔を登る。

 最寄りの港から近いという理由から知識の塔を登ろうとしたり、魔獣と接敵した際にはシャケを囮に逃げるという発言から戦闘など体を動かすこと自体が苦手ないしは嫌いであると思われる。

 知識の塔で出題される白猫世界での常識問題を次々に即答していき最上階まで辿り着く。その最上階ではコーン・ポップの幻影から出題される意味不明な鳴き声の問題だったが、コーン・ポップの鳴き声を完全に理解し鳴き声で返答することで正解し塔を制覇し賢人の称号を手に入れた。

 階層が追加された際には記念受験の感覚でまたも主人公達と共に追加階層を登って行った。

 追加階層では主に飛行島を訪れていた冒険家達の人間関係を出題され、これも難なく即答していたので飛行島ではかなり社交的に過ごしていることが伺える。

 シャケを咥えているのは精神集中のツールとして用いていると発言した。

 追加階層の最終問題では玩具兵士たちの正体について聞かれてまるで見当がつかない、世の摂理に反していると言って回答することができず賢人の資格はないと塔から判断された。しかしこの問題は玩具兵士たち全員も自身が何者なのかということに確固たる回答はなく、正解のない問題だった。

 

主人公

 同じ剣士というよしみで塔に巣食う魔獣から戦えないカムイを守った。

 

アイリス

 塔から出題されるトンチキな質問に対してはあまり反応せず淡々とカムイが回答していく様を見守っていた。

 

キャトラ

 徐々にプライベートな質問に変わっていった問題に対してツッコミを入れていた。

 

アヤメ

 知識の塔の幻影として登場。

 第一問を担当していた。

 問題は帝国が誇る特産品は?

 答えは紅茶。味わい深さ、輸出量ともに世界一を誇っている。

 

ダリア

 二問目の幻影。

 問題は妖精は何が結晶化して生まれた存在?

 答えは自然のソウル。潤沢な自然には妖精が多く存在する。

 
テツヤ

 三問目の幻影。

 島と島の行き来で一番使用される乗り物は?

 答えは飛行艇

 

コーン・ポップ

 最上階の幻影。

 問題を出すもいつものカタコトですらないブッフーなどの鳴き声だった。

 カムイが正解するとまたも鳴き声でカムイを賢人として認めねぎらいの言葉を送った。

 入り口まで見送ってくれる紳士な幻影だった。

 

ガーネット

 新階層の一問目の幻影。

 問題はセレスティア、シャロン、アルザーンの中で武人の国の王女は誰?

 答えはシャロン。本来は戦いを好まない優しい性格だがいろいろあって剣士として冒険している。ガーネットからすると喜ばしいことではない様子。

 

アンナ

 新階層の二問目の幻影。

 問題はチェルシー、ウィリアム、チッチョの中でアンナの屋敷の使用人では無い者は?

 答えはチッチョ。カワイイから家宝にしようとしたが怒られる。これにはキャトラからも懲りろと怒られている。

 

レオナルド

 新階層の三問目の幻影。

 問題はフィリップ、ハヤト、ハルカの中でレオナルドの通っている学校の生徒は誰?

 答えはハヤト。レオナルドとハヤトは魔法工学院、フィリップとハルカは魔法学園に所属。レオナルドは口うるさいハヤトとハルカを交換留学させたいと漏らしたが、カムイからはハルカも風紀に厳しいため変わらないのではないかと返された。

 

クライヴ

 新階層の最上階最初の幻影。

 問題はクライヴの初恋の人は?

 答えはファーベル。カムイは即答できたが、クライヴが恥ずかしがり口に出そうとしたのを遮った。

 

ミラ

 新階層の最上階二人目の幻影。

 問題はミラが今一番気に入らないヤツは誰?

 答えはクルーシャ。出会い頭に塩で祓おうとしてきたため腹が立っているとのこと。塩は効かなかったがしょっぱいので頭にきた。

 なお、ミラが出現した時点でカムイは悪魔と問題を聞かずに回答していた。

 

クルーシャ

 カムイとは交流があり、シャケの塩漬けを手伝っていた。

 

玩具兵士たち

 新階層の最終問題の幻影。

 問題は玩具兵士の正体は?

 答えは存在せず、カムイも回答できなかった。

 賢人の資格はないとカムイに言い放つが、そもそも答えがないので落ち込むなとも声をかけている。

 

・用語

知識の塔

 荒野にそびえるこの世の知識の全てが眠っている塔。

 最寄りの港からシャケ千匹分の近さ。

 深遠なる知識を誇る多くの賢人がこの塔を登ったという伝説はあるが、近いしわざわざいく必要がないというがっかり観光名所の様な扱いを受けており、魔獣が巣食っていてもそのままという杜撰な管理がされている。

 来たものの知識を試すために幻影を作り出しクイズを出していく。

 カムイによって一度制覇されてから新階層が増えるという摩訶不思議な現象が起こったが、賢人たちからはそういう気分だったんじゃないかという雑な扱いだった。

 

以上。