白猫プロジェクト ストーリー解体書 リース・ヴァレリア思い出ストーリー編

・登場人物

リース・ヴァレリア

  飛行島のある世界とは異なる世界からやってきた黒猫の魔法使いの知り合い。自身を歌姫であると語る。

 大きな声で自己紹介していたためキャトラ達からは元気だと評された。普段はステージで歌っているため自身が元気であればみんなも元気になれるためいつも元気であると語った。耳元で大声で自己紹介したためキャトラを吹き飛ばした。島の人々にも挨拶をしようとするが一人一人回るのではなくその場で大声でよろしくと声を響かせて挨拶した。

 飛行島に来てからも毎日練習しており、声が響きやすいため練習に熱が入ると語る。歌声はキャトラ曰く流石プロ、やってやらーという気分になるとのこと。やる気に満ちるという評を聞いた際には複雑そうな表情を見せたり、普段は衝撃波や爆音が響く場所で歌っているという何か隠している様子だった。

 歌のレパートリーは豊富であり、オペラやミュージカル、ダンスにバラードなど多種多様なジャンルを歌うことが出来る。その他にも腰痛、頭痛、冷え性に効く曲など健康になれる曲も歌える。試しに目の疲れ、胃腸の痛み、肌荒れに効く歌を主人公たちに聞かせると効果は抜群だった。その後も健康になれる歌を歌い続けると主人公たちの体が健康になりすぎて勝手に踊っている様な状態になってしまい歌うの止めさせられた。

 アイリスの歌にはきれいで澄んだ歌声であり感動したと語る。デュエットのために高音を出すコツをアイリスに伝授した。自身は高音を極めワイングラスを粉々にできるほどの声帯を持つ。高音を出すコツを伝授する際に口を滑らせて戦場でも高音は良く響くと普段歌うステージが戦場であることを暴露してしまう。

 その後、歌の練習をせずに思い悩んでいる姿を見せる。自身の歌は戦いに征くみんなのための歌であると語り、故郷では戦争で傷ついた人々を歌で治療していた過去を話す。しかし怪我を治療してもまた戦場に征く人々には複雑な心境を抱いており、戦場で味方を鼓舞する歌を歌っても戦いを終わらせることのできるほどの力はなく戦争を激化させるだけだったことも語っていた。そのことから自身は本当に人を救うために歌っていたのかと考え始めた。

 故郷では戦争は日常であり自身が戦うことも故郷のことも好きだと話すが帰ってこない仲間を待つのは苦手であることを語り落ち込んだ様子を見せる。自身の歌はいたずらに戦争を激化させただけで歌わない方が良かったのではないかと思い詰めてしまう。

 それを見た主人公のルーンの光に見ると心の底から歌が溢れてくるのを感じる。そこから気持ちを持ち直して歌うことは義務ではなく歌が好きだから歌っていたことに気付く。自身の歌は戦いを駆り立てる歌ではなくまた帰ってこようとする歌であるとアイリスに元気付けられ大好きな曲はもう一度聞きたいからという言葉で完全にいつもの調子にも戻り朝まで歌うとはりきり始めた。

 

主人公

 リース主催の歌の練習会ではもっと元気よくと指摘されていた。

 健康になれる歌をリースが歌った際には動きが機敏になっていた。

 

アイリス

 きれいで澄んだ声だとリースから感動される。

 デュエットを持ち掛けられた際には高音が出ないという悩みを相談してリースから高音を出すコツを教えられた。ワイングラスを粉々にする芸当の習得も意欲的だった。

 

キャトラ

 リースとの交流を深める。

 

・用語

リースの故郷

 飛行島のある世界とは異なる世界に存在する。

 リースが生まれたころから戦争が続いており住民は戦争が日常になっている。

 戦争を続けていることは良いと思われておらずリースも故郷のことは隠していた。

 

以上。