白猫プロジェクト ストーリー解体書 キサラギ・クレナイ思い出ストーリー編

・登場人物

キサラギ・クレナイ

 鬼ヶ島から来た鬼族の歌人。紅の鬼神の異名を持つ。鬼ギャルを自称する。

 飛行島に初めて来た際には空の見える絶景に感動して短歌を詠んで主人公たちに見せた。

 主人公たちに短歌を教えていた際にはそれぞれに短歌を詠ませて褒めていた。

 すいーつに興味があり、鬼ヶ島にはない横文字の菓子を食べることを好んでいる。ヘレナの作ったガトーショコラは美味しかったと感想を述べている。鬼ギャルの間では伝説のすいーつと呼ばれているパンケーキをヘレナが作った際には食べて感動していた。お礼に鬼ヶ島のすいーつである半殺しを振舞おうとするも文字の物騒さからキャトラから恐れられていた。

 節分の行事を偶然知ったキャトラと主人公が豆を撒いているのを見かけた際には鬼というだけで恐れられ災いの象徴とされる節分という行事に複雑な心境を抱いていた。この際に人間は弱い種族であり正面切って鬼と戦う力がないからこのような嫌がらせをするとも語っていたが、本人は人間は嫌いではなく人間の暮らしに興味を持っている。しかし、鬼と人は相容れない存在なのかと苦悩していた。

 ある日、故郷の鬼ヶ島から人間と鬼による戦争が始まる可能性があるという文が届く。自身は戦争になることを拒んではいるが鬼と人が対立するのは古からのしきたりであり変えられないものだと嘆く。人の暮らしに焦がれてはいるものの人の様には暮らせないのかとも嘆いていた。

 それを見た主人公のルーンの光を見たことによって戦しか道がないと考えていた自身が急に馬鹿らしくなったと語る。まだ戦が始まるとは限らず鬼の言葉に耳を貸す人間もいるのではないかと考えて戦を回避する方法を模索することを決意する。

 飛行島の人々には困ったら力を貸してほしいと頼み、他種族が共に暮らす飛行島の様に鬼ヶ島も平和になることを願った。

 

主人公

 短歌を詠んだ際には見られるのを恥ずかしがり逃げ出してしまった。

 

キャトラ

 短歌を詠んだ際にはカニカマの歌を詠んだ。

 

アイリス

 短歌を詠んだ際には先月入った服がきつくなっているという悩みを歌にした。

 

バロン

 キサラギが飛行島に来た際には鬼族であるということを瞬時に理解して警戒していた。

 

ヘレナ

 ガトーショコラやパンケーキをキサラギ達に振舞った。

 

・用語

鬼族

 鬼ヶ島を故郷にする異形の種。

 古き鬼の力は神竜にも匹敵すると言われている。

 節分の行事である豆撒きは実際の鬼には効果はない。

 闇の中に生きるもの、水中や地中で生きるもの、空を飛ぶものなど多種多様な性質を持っている。

 

鬼ヶ島

 キサラギの故郷。

 古より人と鬼が対立している。

 

 

以上。