白猫プロジェクト ストーリー解体書 鬼アゲいろは歌編

・登場人物

キサラギ

 人間の言葉に興味を示しており、面白い言葉で歌を詠みたいと語る。言霊の力で巻物に言葉自体を浮かび上がらせることは可能だが意味が分からないので暇をしていた主人公たちと共に言葉の意味を探して街を探索することになる。

 最初の言葉はぬへっふ。町の人々に言葉の意味を聞き込みしても鼻で笑われるだけで真相はわからなかった。そんな中、この先にぬへっふがという看板を見つけて看板の示す先へと向かう。そこにはとぼけた形の岩がたたずんでおりこれがぬへっふかと主人公たちは納得しかけるがこれはぬへっふではなくぬぼっふという感じだと釈然としない様子だった。そこに岩と同じような顔をした人間が通りかかりあの顔こそが間違いなくぬへっふだと気付いた。

 次の言葉はウルむす。聞き込みや言霊からは恐ろしいものの様に感じ取っていた。探索を続けるとマイがウルむすを販売していた。米を圧縮させて十倍の量の米を使ったおむすびウルトラ十倍おむすび略してウルむすだということが判明する。おむすびの別名はおにぎりでありそれに恐怖を感じていた。一口食べただけで主人公は苦しそうにしていたがほとんどを平らげる健啖家な一面も持っている。

 次の言葉はとてかったん。山に住むものが使用するという情報をマイから得て山へと捜索に向かう。その山ではいち早く忍者であるミカンとリンゴの気配を察知して、彼女たちからりんごがないと、とてかったんだという会話を聞いてなんとなくの意味を察する。

 最後の言葉を捜索していると、ミステイクを犯したと主人公たちに説明して捜索を切り上げて帰ろうと提案する。自身は歌を詠んでから帰ると言って主人公たちを先に帰らせる。

 最後の言葉の正体は名を忘れられこの世から消えかけた鬼の名だった。鬼は黒い靄となって名を奪おうと襲い掛かるがこれを一撃で撃退。言葉を綴る者がいる限り名は永遠に語り続けられると鬼を慰めてその場を後にした。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 暇だったためキサラギの言葉の意味探しを手伝う。

 次第に言葉の意味が知りたくなってくる言葉の魔力を感じていた。

 

マイ

 米を圧縮することで十倍の量を一つのおにぎりにしたウルトラ十倍おむすびを販売していた。一口食べた主人公を苦しませるほどの満腹感があり、そのことから町の人々から恐れられている。

 

リンゴ&ミカン

 山で修行中だった。

 リンゴの持っていたりんごが最後の一口になってしまいシャッキリ感を保てないとてかったんだという言葉を使った。

 忍者の中ではとてかったんは普通に使う言葉の様でミカンも使用していた。

 

 名を忘れられてこの世から消えかけた鬼。現在は黒い靄の様な姿。

 自身の名を知るキサラギを襲って名を強奪しようとするが返り討ちにされる。

 

以上。