白猫プロジェクト ストーリー解体書 パステル・クールベリル思い出ストーリー編

・登場人物

パステル・クールベリル

 色とりどりの華やかな服装をした少女。

 飛行島の端で風景画を描いており飛び降りようとしていると勘違いしたキャトラから声を掛けられた。

 本人曰く結構名の知れた風景画家として活動している。

 飛行島に来たのは塔のてっぺんで気晴らしに絵を描いていた時に飛行島を発見し面白そうだからと搭乗を決めた。

 飛行島の端で描く絵はなかなか構図が決まらずブリッジをしたり主人公に肩車をしてもらったりといろいろと見方を変えていた。

 絵をキャトラに見せた際には綺麗で本当に花が咲いているようと感想を貰っていた。

 所持しているパレットに色彩のルーンが埋め込まれておりこれを使って自然から色を感じ取って引き出している。これによってどこでも絵を描いている。 

 幼い頃から絵が好きであり、壁や食器、風船など白いものはなんでもキャンバスに見えてしまう。キャトラの白い毛並みも虎模様に塗たいと発言し拒否されている。

 似顔絵は苦手であり描くことを避けていたがキャトラの要望から一度チャレンジしてみようとアイリスをモデルに描いたが気味の悪い色使いになってしまった。人の心は様々な色が混ざっているため自然から引き出すよりも難しく色彩のルーンを使いこなせていない。

 ルーンによる色の引き出しができないならば絵具を使えば良いというキャトラからの発言に色彩のルーンを譲ってくれた画家だったおじいちゃんとの約束である彼を超える人物画を描くことが目標のためルーンを使いたいと発言している。

 ある日、国王陛下から自身のファンである女王の似顔絵を描いてほしいと依頼を受ける。人物画が苦手なことを知らない女王陛下に下手な絵をプレゼントしてしまえば国外追放されるかもしれないとプレッシャーを感じて焦っていた。

 主人公たちがモデルに協力し依頼の日までに人物画の練習を重ねる。460枚を描いたあたりで色使いは正常になったもののおじいちゃんの様に人の心のキラキラを表現できていない表面的で心がない絵になっていると落ち込んでしまう。心の色がわからず考えれば考えるほどに心が黒くなっていくと発言し似顔絵をあきらめようとしてしまう。

 主人公のルーンの光によって心の光を感じ取り、心は真っ黒ではなく虹色であることを感じ取ると色彩のルーンを虹色に輝かせ主人公たちの笑顔の絵を完成させた。見ているこっちも釣られて笑顔になるという感想が出るほどの絵を完成させることができたため女王の元に向かうを決心をした。

 おじいちゃんの笑顔の絵はまだ超えられたいないが今は目の前に居る人の心をありのまま描きたいと語っていた。

 

おじいちゃん

 パステルの祖父。画家だった。

 パステルの8歳の誕生日に自身も使っていた色彩のルーンを贈った。

 素晴らしい人物画を描く人であり、パステル曰く心の素晴らしさを感じるキラキラした絵を描く。

 色彩のルーンを使いこなしており、引き出しにくい人の心からの色も見事に引き出すことができる。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 パステルの似顔絵特訓に付き合い続けた。

 

国王陛下

 女王にプレゼントすためにパステルに女王の似顔絵を依頼した。

 

女王

 パステルのファン。パステルが人物画は苦手であることを知らない。

 

・用語

色彩のルーン

 人や自然から色を感じ取って引き出すことができる。

 人の心はいくつもの感情の色が混ざり合うため引き出すのが難しい。

 パステルはパレットに埋め込んで使用している。

 

以上。