白猫プロジェクト ストーリー解体書 春風と修羅編

・登場人物

プリムラ

 綺麗な花畑を見つけて主人公達とシュラと共に観光で小さな島にやってきた。春の精霊の話によると今頃は花でいっぱいだと主人公達に話した。

 

 しかし、花畑があったはずの場所に向かっても花は一切見つからなかった。シュラから島の中央からの嫌な気配が花の成長を妨げていると聞かされ、このままでは来年も再来年も花が咲くことはないことを知る。春の精霊の友達である花は自身の友達でもあると語り、気掛かりがあるというシュラと主人公達と共に島の中央の島に異変をもたらしている原因に対処するために島を進むことを決意する。

 

 道中の桜の木も異変の影響で枯れてしまっており、ほんのわずかな命しか残っていない状態になってしまっていた。それを白魔術で自身の元気を分け与えることで治療しようとするもちいさな蕾が芽吹くだけで止まってしまう。原因を絶たなければ木が回復することはないとシュラに聞かされて木の治療を中断して原因の元へ向かう。

 

 精霊の加護を受けているとはいえ油断は禁物などと気にかけてくれる言動も多いシュラのには優しいと心を開き始めていた。

 

 春の精霊とは故郷の島で知り合った。島民が精霊のことを忘れている所に出会い、互いに友達になれて嬉しかったことをシュラ達に話すと、本来であれば精霊も人間も互いに無関心であることがほとんどであるため、珍しい精霊と珍しい人間がたまたま出会った結果だと精霊との仲を評価された。

 

 シュラの腐れ縁であり、島に花を愛でて一首詠もうと考えていたキサラギが合流して共に原因を絶つために動くことになる。

 

 島の中央では己と異なるものへの強い恐れと憎悪が形となった黒い靄が待ち構えていた。アイリスの詠唱が終わるまでに靄の召喚した魔物から彼女を守るために応戦する。

 

 アイリスの詠唱によって闇である靄は祓われて島に平穏が訪れた。しかし、花が咲くのは今年中は無理そうだとシュラに聞かされる。その時、自身の体を桃色の光が包み込み、狩る風のルーンが手のひらに現れる。ルーンの力によって島の花々が咲き始めて元の景観へと戻っていった。

 

 その後、フィールドワークを偶然島で行っていたハルカと出会い、戦いが終わった安堵から駆け寄って泣き始めていた。

 

 花が咲いたことでお花見を開くことになり、コヨミが連れてきた友人たちと共にお花見を楽しんだ。

 

シュラ

 今回の目的地の小さな島を見て、お土産は期待できないと発言してお土産バカとキャトラから言われていた。

 

 枯れた花畑を見た際にはいち早く原因に気付き、アイリスと共に中央からの闇の気配を感じ取っていた。

 

 プリムラのことは気にかけており油断は禁物だと忠告するとやさしいと評価されて自身は文字通りの鬼であるため似合わないと素直には受け取らなかった。

 

 キサラギが合流した際には互いに変な歌を詠んでいるのか、誰も欲しくないお土産を買わなくていいのかと売り言葉に買い言葉で皮肉を言い合っていた。元服する前にはキサラギの家に仕えており幼い頃からの腐れ縁だと語った。

 

 島の中央で接敵した闇を見た際にはこの世の理を外れたもの、存在するだけでこの世を損なう存在だと解説した。

 

 闇を祓った後にプリムラがルーンの力で花を咲かせ始めた際には精霊が自分から力を貸すという状況に驚いていた。

 

 今回の騒動を闇を祓える冒険家と精霊と心通わせる少女と鬼ヶ島の良い土産話になると花見を遠目に眺めながら考えていた。

 

キサラギ

 花を愛でて一首詠もうと立ち寄った島が闇の影響で花々が枯れているのを見て原因を絶とうと動いており、偶然出会ったプリムラたちと合流することになった。

 

 シュラとは出会うなり、優しいのではなくプリムラの心を試そうとしているだけの性格の悪い鬼だと言い放った。シュラがお偉方に疎まれてヒマを申し渡されたことも暴露していた。

 

 飛行島が飛び立って以来、闇が世界中で発生していることを主人公達に伝えた。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 プリムラ達と共に花畑を見に小さな島にやってきた。

 

 アイリスはシュラと共にいち早く闇の存在を感知していた。

 

 呑気ながら飛行島を動かし闇を祓うことが出来る得体のしれない人たちだとシュラからは評価されている。

 

ハルカ

 フィールドワークで偶然島に訪れていた。騒動が終わった後にプリムラ達と合流したため状況をうまく飲み込めていなかった。

 

 プリムラが自身の顔を見て涙を流していた際には泣き虫なんだからと言って優しく受け入れていた。

 

コヨミ

 騒動が終わった後、お花見をするという連絡を受けて友達を連れてきた。

 

 プリムラとは知り合いだった模様。

 

お花見参加者

アヤメ、ヨシオ、ヴォルワーグ、アンナ、ロベルト、ウィリアム、ミキ、リーゼロッテ

 

 今回の騒動の原因。己と異なるものへの強い恐怖と憎悪が黒い靄となって存在していた。島に魔物を引き寄せていた。

 

春の精霊

 プリムラとは友達になっている。島の人々に忘れられていた所をプリムラに見つけられてそれ以来友達となっている。

 

 小さな島の花とは友達であり、満開の時期をプリムラに伝えていた。

 

 本来、精霊は気難しく人間には興味を持たないことが多いが、自分の意志でプリムラに力を貸していた。

 

・用語

七の天光 四の霊耀 一の破暁
我が身のほむらを炬火となし もって汝に燈し置かん

 

 プリムラが使用した白魔術。桜の木に自身の生命力を分け与えたが、闇の影響により小さな蕾を芽吹かせることだけで終わった。

 

春風のルーン

 プリムラの体を桃色の光で包み込み、春の精霊の力を貸すことで島の花たちを再生させた。

 

・その他メモ

プリムラの使用した白魔術は目指せ一番、ナンバーワン!イベントにてハルカがヒメツルニチニチソウの効力を保つために使用したものと同じ。

以上。