白猫プロジェクト ストーリー解体書 伝説を築くものたち編

・登場人物

リアム

 開拓村の発展に力を貸して欲しいという依頼を受けてブランシュと主人公達と共に開拓村へ向かった。村では魔物の討伐をするつもりでいたがブランシュや村の人たちからは村の壁の修復、村役場と倉庫と教会の建築を依頼されて大工として働くことになった。

 

 クールな騎士である自負を持っているため最初は大工仕事に消極的だったが傭兵にとっては日常の塹壕掘りやテント設営によって鍛えられた建築力で即戦力となっていた。

 

 二つ名を持っている様で混沌の世に舞い降りた漆黒の…まで言おうとしたところでキャトラから大工と茶々をいれられて最後まで言えなかった。

 

 大工と呼ばれることに抵抗を見せて主人公の行う建てつけの繊細な仕事を見せてこいつこそが大工と言って話題をそらそうとするがブランシュからは一人前にはまだまだだが優れた目を持ち、堅実で細かい仕事ができると評価された。これを受けて実は細かいがり勉だとキャトラ達からイジられてしまった。

 

 大工仕事に慣れ始めると魔物が出現した際にノコギリを持って飛び出していった。

 

 アイリスの用意した昼ご飯を食べる際にはブランシュの気合を入れてからいただきましょうと言う提案に文句も言わずしゃーおらーと叫んでから口に入れようとする。しかしそれを魔物の襲撃によって邪魔されてしまい怒り心頭で魔物の撃退へと向かった。

 

 ブランシュの力もありほとんど一瞬で村役場が完成した。外見は堅牢だが中は質感が活かされているブランシュこだわりのポイントすぐに見抜き、ファザードなどの専門用語を交えた窓や柱が醸し出す親しみやすい雰囲気などをボキャブラリー豊富に褒めちぎった。

 

 大型のモンスターが主体となって壁の弱い部分を集中的に狙われて魔物が壁を破って村の中へと襲撃してくる。壁が壊されて今までの作業を邪魔してきた魔物の本隊がやってきたことでブランシュが壁の補強がうかつだったと後悔してしまう。それを見ると魔物を退治した後にもっと立派な壁を作ればよいと励まして共に魔物を討伐する。

 

 魔物を退けた後も開墾地からの岩を積んで石垣にしようと提案するなど大工仕事が板につき始めていた。それを含めてブランシュから一人前の大工だと認められる。薄汚れた人生を送ってきた自分が大工を名乗っていいいのかと感動し、ブランシュからハンマーを手渡されるもそこで冷静になり、大工兼騎士になることを拒否してそのまま帰ろうとする。しかし、まだ仕事が残っているためブランシュに首根っこを掴れて大工仕事を続けることになってしまった。

 

ブランシュ

 開拓村の発展のため、設備の建築や壁の補強をしに村にやってきた。地面を揺らす程のパワーで杭を打ち込むなど荒れ野の島の女王として八面六臂の活躍を見せる。

 

 強度も抜群の荒れ野の島の建築技術を村役場などの設計に生かしてリアムからも素直に設計の素晴らしさを褒められていた。

 

 現場を仕切っていたため自身の指示に従うようになっており、昼食時には食べるまえに気合を入れようと指示を出すとリアムを含むその場全員がしゃーおらーと気合を入れてから昼食を始めた。

 

 ほとんど自身の力のみで村役場を一瞬で完成させるも皆の力のおかげだと発言していた。工事は早さだけではなく丁寧さや親しみやすい雰囲気作りも完璧でありリアムから褒めちぎられていた。

 

 魔物が村に侵入した際には自身の壁の補強が甘かったと落ち込む様子を見せたが、リアムからの励ましもあり、住居を破壊する魔物を許せないとハンマーを使って魔物に応戦した。

 

 最初はまだまだ一人前の大工ではないとリアムを評価していたが、今回の依頼を経て成長したリアムを一人前の大工と評価した。

 

主人公

 大工たぬきの手伝いを普段からしていることから大工仕事には慣れた様子だった。今回の仕事を経て最終的には匠の目になるほど大工仕事に打ち込んだ。

 

アイリス&キャトラ

 大工仕事以外の手伝いをしていた。

 

以上。