白猫プロジェクト ストーリー解体書 フィオーラ・バクレム思い出ストーリー編

・登場人物

フィオーラ・バクレム

 体の半分が植物の少女。病弱だった幼少期に人の体に寄生する植物が体内に入り込み現在の様な体から草花が生えている姿となった。寄生植物は本来は人間を養分に変えて大木へと育つ特性を持つが、自身の場合は体との相性の関係で病弱な体質が治り共生状態となっている。寒さに弱い以外の不便な点はないと語っている。体の植物が枯れないように日光と水が必要である。光合成も可能で主人公達と初めて会った際には空気がおいしいと語られている。

 

 共生状態となってから大食い体質に変化しており、そう思われるのは恥ずかしいと思いながらも植物と自身のために山の様な料理を食べつくす程の食欲を見せている。

 

 病弱だった幼少期に薬になる物を覚えておこうと薬草の類に詳しい。キャトラが腹痛で苦しんでいる際には飛行島に生えていた薬草を使って治療を行った。

 

 体に新しい花を咲かせた時には嬉しそうに主人公達に披露した。しかし、花はそう長くはもたないと語る。押し花にするのはどうかというアイリスの提案には自身の体を切り離すのは少し悲しいと拒否した。花を切り取るのは髪を切り取られる感覚に似ていると語っていた。

 

 飛行島に来てからはおいしいものがたくさんあるとピザやドーナツ、中でも甘い物ばかりを大量に食べていた。栄養のバランスを取らなければならないのではというアイリス達の注意も自分は健康であるため必要ではないのではと意に介していなかった。すると、体の葉っぱが黒くなりはじめて足から根っこが生えてきてしまう。

 

 このままでは木へと変貌してしまうのではないかと主人公が焦ってルーンの光を放つと植物の気持ちが流れ込んでくる。自身の食の好みばかり考えた食事に植物は怒っており、自分で栄養を吸い取ろうと根っこを生やしたことを理解する。寄生植物のおかげで健康になれたのにも関わらずそれを忘れて自己中心的な食事を続けたことを反省して植物の栄養にもなるような食事をとろうと考えを改めた。しかし、大食いはやめない模様。

 

アイリス

 ダイエットを続けていることがキャトラにバレており、それを公言されそうになるとおやつを抜きにすると口止めをした。たくさん食べて大きくなろうと言うフィオーラの言葉には自分は程ほどにしなくてはと一人思っていた。

 

キャトラ

 その日のおやつを独り占めしたせいで腹痛を起こしていた。

 

主人公

 フィオーラとの交流を深める。

 

・用語

フィオーラに寄生している植物

 人間に寄生してそれを養分に大木へと変化する植物。体質的な相性もあり、フィオーラの場合は体から草花が生える程度で済み、健康体となっていた。

 

・その他メモ

飛行島には様々な薬草が生えているが、主人公達は効能や種類がわかっていない。

 

以上。