白猫プロジェクト ストーリー解体書 Snow Fairy Tale編

・登場人物

ロッカ

 あつあつ雪女を自称する妖精雪女の少女。

 興奮すると冷気を出す能力があり、バロンの肉まんを凍らせていた。

 肉まんをこよなく愛しておりヘレナの作った肉まんに誘われて飛行島にやってきた。

 偶然、飛行島が今いるあたりに世界で一番の肉まんがあると主人公たちを誘って以前食べた世界一の肉まんのある町へと向かう。

 あつあつの肉まんを食べると手が溶けてしまうもそれを気にせず食べている。あつあつの肉まんが好き。

 戦闘能力も高く、一人で老人に襲い掛かった魔物を撃退している。

 老人から島では気候が変わり数十年間雪が降っていないことを知らされると表情を曇らせる。山を見るともやもやするという発言があった。

 肉まんを好きになったきっかけは吹雪の中助けた男の子から渡された半分この肉まんを食べた時であり、それが世界一の肉まんだったと語る。この男の子とは再開の約束をしてふもとの町で別れたきりである。

 以前、島に来たのは雪女の修行のためであり姉たち共に様々な環境で雪女の能力を使えるように世界を巡っていた。

 初めて食べた肉まんは吹雪の中で食べたのにも関わらず雪が降らない気候になったという記憶との齟齬からもやもやする気持ちが発生したいた。

 雪女のしきたりでは人間と関わってはいけないという決まりがある。しかし正義感の強い性格から吹雪の中凍える男の子を見過ごせなかった。

 魔物が町を襲撃した際には肉まんを狙っていると勘違いしたことや肉まんを巡って昔には激しい戦争が起こったという話をアイリスに聞かせるなど肉まんに関しては大げさな言動が目立つ。

 魔物を撃退して町に着くと町中で肉まんが作られていることに感動する。においを嗅いだだけで具材を言い当てる特技も見せた。

 肉まんを売っていた少年を以前助けた男の子セルゲイだと思って話しかける。男の子はイーノであり人違いと言われてしまう。

 アイリスから男の子を助けたのは雪の降る気候だった数十年前だったのではと推測を伝えられる。セルゲイと再会する約束をしたのは昨日のことではと話すがセルゲイと出会ったのちに雪女の里が襲撃されて里を守り続けていた。その間に数十年の時が経っていたことに気付き涙する。

 それを見たイーノから半分の肉まんを渡される。それをもらうと最初に食べたあの時の味がすると感動して静かな舞を踊り始める。すると島に雪が降り出した。

 闇の勢力であるドゥドウによって町が襲撃を受けてイーノが攫われてしまう。彼を奪還するために主人公たち共にドゥドウの元へと向かう。その際に傷を負ったイーノを祖父から肉まんを渡される。それをイーノに絶対に食べさせてみせると約束した。

 峰の中腹の洞窟にてドゥドウと接敵する。イーノを返すように要求すると、恐怖を食らいつくされ食べ残しと表現された黒い塊になってしまったイーノが放られる。

 それを見て深い絶望に陥り、雪女の自分は人を不幸にすることしかできないと呆然としてしまう。それを見た主人公達からの激励からイーノに肉まんを食べさせることで奇跡を起こそうとする。祖父のソウルが込められた肉まんを食べたイーノは回復し元の姿を取り戻した。

 ドゥドウには逃げられてしまうもイーノを取り戻して町に平和をもたらした。

 イーノの祖父がセルゲイだったことに気付くと彼の元に向かって再び肉まんを二人で分け合った。

 

セルゲイ

 ロッカが吹雪の日に助けた少年。

 ロッカの作ったかまくらの中で寒さを防ぎ、その際に肉まんを二つに分けてロッカ共に食べた。その時の肉まんがきっかけでロッカは肉まんを好むようになりこの時の肉まんが一番おいしかったと語っている。

 ロッカと再会の約束をして別れるも彼女は雪女の里の防衛に時間を費やしていたため数十年の月日が経っていた。

 ロッカが再び町を訪れようとした際に老人となった姿で魔物に襲われてしまっていた所を再びロッカに救われる。その際のはロッカを以前助けてもらった雪女だとは気付けなかった。

 町が魔物の襲撃にあった際には孫であるイーノが攫われてしまう。その際に傷を負ってしまいロッカ達に孫を救ってほしいと依頼して自身のソウルを込めた肉まんを彼女に渡す。

 イーノを救ったロッカを以前自分を助けてくれた雪女だと気付き再び彼女と肉まんを二つに分けて食べた。

 

イーノ

 セルゲイの孫。ロッカにはセルゲイだと勘違いされた。

 ドゥドウによって攫われてしまい、その際に恐怖を食らいつくされて黒い塊に姿を変えてしまう。しかし、セルゲイのソウルの込められた肉まんを食すことで元の姿を取り戻した。

 

主人公&キャトラ

 ロッカの誘いを受けてセルゲイの居る町に肉まんを食べに行った。

 ロッカと共にイーノ奪還のためドゥドウと戦闘を行った。

 

アイリス

 主人公たちと行動を共にしていた。

 肉まん愛溢れるロッカの影響を強く受けており、彼女の大げさな肉まんへの言動を全て信じ切っていた。

 ロッカの体感時間と現実の時間がずれているのではと推測して彼女に伝えた。

 変貌したイーノに絶望したロッカを凍えるの気にせず抱きしめ慰めた。

 

ドゥドウ

 恐怖を食らう闇の勢力。

 愉快な道化の影芝居シャッテンシュピールの一人。

 雪女が町で暴れることで恐怖を食らえると期待していたがロッカにはその様子が見られなかったため自身で町を襲った。

 強いと思っている信じている奴の恐怖が一番うまいと発言しており、ロッカがイーノの変貌した姿を見せられ絶望してる様子を嬉々として見ていた。

 ソウルの込められた肉まんの奇跡を見て憤り、闇でロッカたちを飲み込もうとするもエピタフから中止の命令が伝えられ強制的に離脱させられた。

 

ヘレナ

 新作メニューとして肉まんを用意した。

 作った肉まんはロッカから星4つ覚醒次第で5つと高い評価を受けていた。

 

バロン

 雪女のことは知っており妖精の一種であると説明した。

 

・用語

雪女

 雪女の里に住む妖精の一種。

 妖精の性質として非常に長命である。

 冷気を操る能力を持っている。 

 雪女の力を強化するために旅をすることがある。冷気を操る力を強化するの自身の生活のためであり例として雪でできた布団や家などを作れるようになればあらゆる島の環境に適応できるロッカが語った。

 雪を降らせるほどの能力は基本持たないが、イーノから肉まんを分けてもらったロッカが舞うことで雪を降らせた。これは奇跡と表現されている。

 

絶対零度あつあつ肉まん

 ロッカの考案した雪女の里のオリジナル肉まん。

 雪女はあついものを触ると溶けてしまうため肉まんを好むものはいない。そんな里で肉まんを流行らせるのがロッカ野望。

 凍えるように冷たくて溶けるほど熱いとロッカは言うがキャトラはそれはたぶん食べ物ではないとツッコんだ。

 

以上。