・登場人物
シペ・コロ・カムイ
獣人ではなくただの熊ではあるが人の言葉を話すことができる。
飛行島に初めて来た際には手土産として新巻鮭を用意するなど礼儀正しい。
自身が何者なのかはよくわかっていない。おぎゃあおぎゃあと産声からすでに熊のそれではなかったが、村の近くで拾われ熊神信仰から神の使いだと信じられ育てられる。
ある魔法学園の理事長から招かれ都会へと旅立つことになる。その後、魔法学園に入学し白魔術科を主席で合格した。
理論上ではあらゆる回復魔法を使用することができるものの、形状の関係で杖が握れず魔法を発動することができない。
高い知能を持ち将棋では100手先まで読み切ってキャトラに連勝して見せた。
人間の作り出す文化や知識に対して尊敬の情を抱いており新しい知識を発見する喜びを感じることが都会では多いという。
都会で育ったため、野生の心は微塵も無く内臓や生肉、レバー、タンなどの生臭い食べ物は苦手。虫も嫌っている。
都会で野生味溢れる肉食系男子が流行していると聞き、野生味を出そうと雄叫びを練習するが息が続かずまったく迫力のないものになってしまっていた。
野生を楽に習得したいと主人公たちにせがむ。ルーンの光によって逞しくなり理性と野生の両立を目指し、池のシャケを動きを読み切り豪快に掴み取った。しかし、ぬめっとした感覚が嫌でありシャケを食すことはなかった。
キャトラ
普通に将棋を指していた。
楽して野生味を得ようとするカムイに対して苛立ちが止まらず野生が覚醒しそうになった。ルーンの光を使わせてまで得た野生をシャケの皮の感触がいやと言い放ったカムイに対して堪忍袋の緒が切れてしまいタックルして彼を池に叩き落とした。
主人公・アイリス
カムイと交流を深める。
以上。