・あらすじ
⑪一人で居るグローザに話しかけるキャトラ。皆と一緒に居ろと忠告しても難しだろうからと理由を話す。
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キャトラを賢い猫だと言って笑うグローザ。元々可愛い物には目がないと話す。それを受けてキャトラは少しくらい自分の事を話しても良いのでないか、どんな時でも話さないよりは話した方が楽になると相談するよう話す。
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いつの間にか魔物に囲まれていた二人。魔物を片付けたら話をしようとグローザが戦闘を開始する。また、この時グローザは自身の事を黒の姫君であり、闇の王の後継者には選ばれなかったが凡百の魔物は軽く凌駕する力があると話した。
⑫魔物をグローザが撃退した後、キャトラは闇の王の後継者になれなかったというのはどういうことなのかと質問をする。
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闇の王は黒の王国の守護者であり、後継者が力を蓄えた時に使命を託して消えて次の闇の王が生まれるというシステムがある事を説明するグローザ。
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ならばカイルに憑りついている現代の闇の王もそのうち消えてしまうのではないかと質問するキャトラ。グローザはそれを否定して、現代の闇の王は歴代の闇の王の中でも特別であることを話す。
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そこまで話すと、グローザは闇の王が黒の王子(主人公)を利用して何かを企んでいるのかと気付く。嫌な予感がしたのかとキャトラに聞かれると自分の予感は当たっている気がすると、主人公の身を案じた。
⑬エレサール、タビィ、ハーティの三人で森の調査に出かける。しかし、ジモ島にあるのは作られた庭であり自然のものではなかったため、浮かない顔をするエレサールとそれを理解するハーティ。タビィは説明を受けてもピンとは来ていなかった。
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整理はついたと話すエレサール。ジモ島の森はアミューズメントの森であり、人の手が加えられて森のソウルも豊富ではないものの、誰かを楽しませたいという意思は感じると話す。
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ないよりは全然マシだと話して調査に赴く三人。タビィが調べる所はあまりないと話すと、エレサールは森の森らしさは再現されているため前向きに楽しめば気分転換になると言って森を回ることにする。
⑭森を全て回った後、エレサールは森だったと感想を言う。過度な期待をしなければ十分楽しめると話すと、機嫌の悪そうなハーティから森マイスターともあろうものがそんな姿勢でいいのかと指摘を受ける。
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全ての島に原生林があるわけではないと話すエレサール。しかし、ハーティはそれは諦めへの第一歩なのではないかと話す。
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リュートがやってきて昆虫博物館があったことを皆に報告する。喜んで向かうタビィとリュート。しかし、ハーティはあまり乗り気ではなかった。
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虫は平気だとロボっぽいためあまり得意ではないと話すハーティ。しかし、これはあまりいい理由ではないだろうと自分でも感じていた。エレサールもそう思うのならそうだろうと同意を示す。
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考え直してタビィ達を追いかけるハーティ。アイリスがエレサールの元に合流するとハーティの様子を聞く。
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やはり機嫌が悪いと今のハーティに対する印象を語るエレサール。気分を悪くしないで欲しいとアイリスがフォローすると、ハーティもまだまだ子供であるため、気にしていないと話すエレサール。
⑮何かを見つめるダンテに何を見ているのかと質問するウマルス。ダンテはメリーゴーランドを見つめており、何かをウマルスに提案しようとすると、ウマルスは要件を聞かずに断った。
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ウマルスに断られたものの、メリーゴーランドの床の上ならば走らなくてもグルグル回る為、自分を乗せて欲しいとウマルスに頼むダンテ。もう一度断るウマルス。
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人を乗せるのが嫌なのは疲れるからと言っていたため、メリーゴーランドの上ならば走らずにすむだろうと食い下がるダンテ。重いから嫌だと断るウマルス。それくらい我慢できるだろうと食い下がるダンテ。
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我慢できるか出来ないかの判断は自分がすることであり、ダンテが決める事ではないと話すウマルス。しかし、ダンテはウマルスを掴み始めて乗ろうとしたため、ウマルスは逃げ出した。
⑯最近、ダンテはわざと抜けているフリをしているのではないかと思うウマルス。逃げた先にはミスターマンがいた。
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アイリス達から話を聞いたのか、無言でパントマイムをするミスターマンを見ると、エンターテイナーのミスターマンなのかと質問する。
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ミスターマンは返事をしなかったが、寡黙な者同士気が合うと話すウマルス。畳みかけるように話すという行動には暴力性があるのではないかなどの持論を熱弁して一方的に話し続ける。
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ようやくウマルスに追いつくダンテ。ダンテを見るなり、ウマルスは話を切り上げて逃げ出す。ダンテに急に近づくミスターマン。近いと驚かれると、嬉しそうな様子を見せるミスターマン。
⑰タビィとリュート、キャトラとウマルスがアトラクションを楽しんでいる様子を眺める主人公。そこにスタータヌッキーが現れてオブジェクトを見つける首尾はどうかと質問する。
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唐突に自分の悩みを話し始めるスタータヌッキー。急に現れると皆が驚くと話して、自分は怖いかなと主人公ににじり寄るスタータヌッキー。
⑱引き続きアトラクションを楽しんでいるタビィとリュート。スタータヌッキーはマスコットは無口が定番だったが、時代は変わって最近では話すことを説明する。
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しかし、そのせいで妙なキャラ(ミスターマン)が登場して無口キャラを継いだことを話す。しゃべくりはジモートがいるため、生き残るにはインパクトも必要かと考えたと話す。
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考えた結果は怖くない様な怖いような路線だと話して、再び主人公ににじり寄るスタータヌッキー。これも一つの選択だと話した。
⑲観覧車に皆を誘うタビィ。ダンテ、エレサール、リュート、ハーティがそれを受けて一緒の観覧車に乗ることになる。人が多いと指摘するキャトラだったが、誰も降りようとはしなかった。
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高所は苦手だと話すウマルスまでもその中に入って行き、ぎゅうぎゅうの状態でスタートする観覧車。それを見送る主人公、アイリス、キャトラ、コジロー、グローザ。
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次の回の観覧車を一緒にどうかとグローザを誘うコジロー。グローザはくだらないとその提案を断る。しかし、ならば突如現れたミスターマンと二人きりでお留守番だと言われてしまい、渋々乗ることにした。
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コジローは主人公、アイリス、キャトラ、グローザの四人を観覧車に乗せようと気を利かせたが、キャトラから変な空気になっても嫌なため、口の上手いコジローも同乗して欲しいと頼まれ、一緒に乗ることになった。
⑳観覧車内では誰も話さず重い空気が流れる。すると、コジローが自分は一時期故郷の国のトップに居たと話し始める。
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自慢かとグローザに問われるとこれは反省だと過去を話すコジロー。トップに居た時には自分の目線でしか物事を見れなかった。しかし、地位を捨てたらかえって自由な角度から色んなモノを見られるようになったと話す。
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ジモートランドの城を指して地面からは屋根は見えなかったが、観覧車の中からなら見えると話す。何が言いたいのかとグローザに聞かれると、反省だと繰り返した。
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昔の自分でしかなかった自分はなんてちっぽけなことかと話して、自分じゃない視点を持つことは容易じゃないがコツを掴めば見えてこなかったモノも見えて余裕が出ると話した。
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自分はそういう時期はとっくに過ぎていると話すグローザ。けれどと話を続けようとしたが、観覧車が一周したため、この話はやめにしようと降りてしまった。
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今自分に出来ることはこれが精一杯だと話すコジロー。キャトラはコジローにお礼を言う。
続く。
・登場人物
主人公
スタータヌッキーにオブジェクトを見つける進捗を聞かれた後、話しかけられる事が多く、今回は悩みを相談された。
アイリス
グローザが仲間になった件で不安定になっているハーティを心配しており、エレサールに様子を聞くなど気を配っていた。
キャトラ
グローザが孤立してしまった際に話し相手になっていた。
グローザ
黒の姫君ではあったものの、闇の王の後継者には選ばれなかった。
可愛いものには昔から目がなく、その影響でキャトラとは心を開いて話すことが出来ている。しかし、他の仲間たちには憎まれ口を叩くことが多い。
エレサール
タビィ、ハーティと共に森の調査に出かけていた。
ハーティの機嫌が悪いことは理解しており、まだ子供であるとハーティを見守る姿勢を見せた。
タビィ&リュート
昆虫博物館やアトラクションを二人で楽しいんでいた。
ハーティ
グローザが仲間になったことに不満を抱えており、森の調査や観覧車の搭乗等は最初は渋る様子を見せた。
ダンテ
ウマルスにメリーゴーランドの上ならば走らずに済むと言って乗らせてほしいと頼んでいた。
ウマルス曰く最近はわざと抜けているフリをしている。
ウマルス
ダンテをゴメスと呼ぶ癖が治っていない。
ダンテから逃げた先で出会ったミスターマンには寡黙な者を自称しながらも畳みかけるように話し続けていた。
コジロー
観覧車内でグローザに対して、自分がアオイの島のトップだった頃の反省と自分じゃない視点持つことの重要さや難しさを過去を交えて話した。
ミスターマン
ウマルスに話しかけられ続けた後、普通の反応をしてくれるダンテが現れた事に嬉しそうな様子を見せた。
スタータヌッキー
生き残るために、怖いような怖くない様な路線を目指していると主人公に語った。
・用語
闇の王
本来ならば、闇の王は後継者が力を蓄えるとその者に王を継いで消滅するはずだが、カイルを乗っ取っている現代の闇の王は特別であり、闇の王子(主人公)を何かしらの手段で利用しようとしているのではないかとグローザは考えていた。
以上。