白猫プロジェクト ストーリー解体書 チッチョ・ブルローネ思い出ストーリー編

・登場人物

チッチョ・ブルローネ

 ぬいぐるみを着た少年。かわいくありたいという欲求が非常に強い。かわいいぬいぐるみが好きであり、きっかけは貴族である父に連れられたパーティーで隅でじっとしていた時に女の子から「かわいいから。」という理由でぬいぐるみをもらったこと。しかし、そのぬいぐるみは燃えてしまったことと父と母と家を燃やされて亡くしたことを語る。精神的に不安定な面があり、時々衝動的に好きであったはずのきれいなものやかわいいものが嫌いになってしまい壊したくなってしまう。飛行島でも一度その状態になり、苦しそうにぬいぐるみを切り裂くチッチョをアイリスが抱きしめ落ち着かせた。この衝動に任せた行動は気持ち悪いと自己嫌悪している。かわいいくありたいという強迫観念にも似た欲求は父と母が一度も抱いてくれなかったトラウマから来ている。ぬいぐるみを着ている理由を思い出す際には恐怖から苦しみもがいていたが、変わりたいという決意が勝つ。応援しようと主人公がルーンの光を見せるが、光の影響と光から炎を連想したことで記憶が蘇り取り乱してしまう。アイリスが抱きしめて宥めることで落ち着きを取り戻し、怖い人達が家に侵入し父と母を殺害したこと、その際にぬいぐるみの中に隠れてやり過ごしたこと、怖くて見ていることしかできなかったことを思い出し語る。かわいいだけでなく怖くても戦う気持ちが必要だと強く決意する。

 

アイリス

 チッチョのおめかしにいち早く気付きかわいいと褒める。精神的に不安定なチッチョを献身的に支え続けた。

 

主人公・キャトラ

 チッチョと交流を深めた。

 

以上。