白猫プロジェクト ストーリー解体書 ハーヴィー姉妹思い出ストーリー編

・登場人物

ダリア・ハーヴィー

 剣の妖精。耳の尖った黒髪の少女。元気はつらつ勇気りんりんをモットーにしている。妖精の力として剣を触れずに操作することが可能である。しかし、彼女の中の憧れの剣士像は自身の手で剣を使いこなす者であるため、訓練を重ねている。飛行島に上陸した後も妖精の泉には帰っている様。他の妖精と喧嘩をした際に姉に庇ってもらうがその際に姉は目を怪我してしまう。このことから強くなりたいと考えている。モンスターと戦闘した際に自身の手では討伐することが出来ず妖精の力に頼ってしまったことを不甲斐なく感じるが、主人公の発したルーンの光によって妖精の力と自身の手で振るう剣術を合わせたオリジナルの剣術を編み出せば良いのだと前向きに考える様になる。

 

フリージア・ハーヴィー

 拳の妖精。耳の尖った眼帯の少女。自他共に認める血の気の多さ。適度に血を流す方がちょうど良いと流血健康法なるものを唱えている。殴り合いの喧嘩を好んでいるが、妹が喧嘩に巻き込まれた際には岩を殴って破壊することで相手の戦意を喪失させ追い払う理知的な面もある。拳の妖精であるため、明確な妖精の力はない。眼帯の傷は妹を庇った時のものという発言から、ダリアの思い出で語られた姉に当たると思われる。

 

コロナリア・ハーヴィー

 斧の妖精。耳の尖った褐色の肌の淑女。姉妹の中では唯一少女ではなく淑女と表現されている。斧の生活用品でもある一面も司っているため、温和な性格をしている。しかし、妹の敵には容赦はしない。斧で攻撃した際の骨の感触を知っている。一撃で物を破壊することへの快楽について説くシーンがあるなど物騒な所も多い。6姉妹の長女であると明言する。

 

セロシア・ハーヴィー

 槍の妖精。耳の尖った雪色の髪の少女。人前に姿を現すのは主人公達と出会うのが初。姿隠しの魔法で人里には下りていた模様。引っ込み思案で初対面の相手には恥ずかしくて槍で突いて挨拶するのが精一杯。故郷の泉では周りの輪に入れなかった。飛行島に来た当初はキャトラのパンチでもショックから気を失ってしまっていたが、訓練の末なんとか耐えることができる様になる。なお、ショックは精神的なものでダメージは一切ない模様。

 

ポプラ・ハーヴィー

 弓の妖精。耳の尖った草原色の髪の少女。人生勉強のため飛行島にやってきた。キャトラ達を先輩と呼ぶ生真面目さがある。弓の妖精であるものの遠距離から攻撃するのは卑怯なのではと近距離で弓を使用することを検討するがキャトラに止められる。物事を考えすぎる癖がある。妹から弓と称されクロワッサンを渡されてからかわれるものの、意図が読めず混乱していた。最終的には三日月の様な存在になれということかと拡大解釈してしまう。

 

ルピナス・ハーヴィー

 杖の妖精。耳の尖った砂色の髪の少女。飛行島には運命の出会いを求めてやってきた。キャトラ曰くぶりっこ妖精。経済的、肉体的に強いイケメンとの運命の出会いを探しているのは自身の妖精の力が弱く、姉から心配されていることが原因の一つ。3番目の姉が男性と居たところを目撃し最初は抜け駆けに憤っていたが、真面目な姉が騙されていないかと心配になり素行調査に乗り出す姉想いなところもある。

 

主人公

 ダリアから剣術の指南をお願いされるほどの剣の腕であることがわかった。

 

アイリス

 キャトラ共にあまり妖精には馴染みがないと思われる。

 

キャトラ

 とくに目立った描写はなし。

 

・用語

 

妖精

 自然界の生命力から生まれたソウルの結晶の様な存在。生まれてきた後、何かの概念と結びついてそれを司る様になる。司った概念に由来した特殊な力を使用できる。イタズラ好きが多くダリアも剣の柄に蜂蜜を塗られていた。アイリス曰く飛べるらしいが、今回のハーヴィー姉妹にその様な描写はない。ソウルを吸収する植物などと会話できる。

 

妖精の泉

 孤島の聖域と呼ばれる森の中に位置する泉。潤沢なソウルが満ちており、数多くの妖精が居住誕生している。

 

妖精相撲

 大会も開かれる妖精のスポーツ。妖精の力を駆使して相手を投げる転がす。通常攻撃は禁止されている。

 

古代種の樹

 ルーンの影響を受ける特別な植物。ソウルを吸収し育つ。吸収力の高い大きな樹になると周囲のソウルを喰らいすぎるため周りの植物が枯れる、妖精には死活問題となるほどの影響を及ぼすなど伐採等の対応が必要となる。コロナリアは会話によって説得できないかと考えたが結果はストーリー内では語られていない。アストラに自生していたものと説明が類似しているが、どこに生えているかは語られていない。

 

フェアリーサークル

 こっそり集まった妖精が輪になって踊ることでできる地面の跡。

 

・その他メモ

姉妹の歳の関係はゲーム内では明確に文言にはされていないが、セリフから推測できる。

長女 コロナリア(自身で発言)

次女 フリージア(ダリア、セロシアの思い出で語られる姉と言動が一致。)

三女 ポプラ(ルピナスの思い出で三番目の姉は真面目すぎるとある。)

四女・五女 ダリア・セロシア(確定情報が少なく断定不可恐らく四女ダリア五女セロシア)

末っ子 ルピナス(剣、斧、弓、槍を司る姉がいると発言。)

 

妖精から語られる武器の特徴。恐らくゲーム内の性能をある程度反映している。

剣 攻防一体のバランスの良い武器

拳 素早く手数が多い

斧 一撃必殺の威力。しかし隙が大きい。

槍 防御に長けたリーチの長い武器。

弓 遠距離から攻撃できる。さまざまな異常状態を与える。

杖 強力なスキルを使用できる。

 

アストラ島では祭りがある時期に行われる。前回は子ども達の仮装行列が目玉だった。

 

以上。