白猫プロジェクト ストーリー解体書 常夏の楽園ピレント島編 前半

・登場人物

主人公

 大いなるルーンの探索中にアイリス、キャトラ共に獣人族と鳥人族の試練対決に巻き込まれることとなる。その試練内の肝試しでは亡霊の声から逃げるためにアイリスの手を取ろうとするが暗闇の中だったため、サマーソウルの手と誤り興奮した彼に抱き上げられる形でゴールし勝者となった。ヴァルアスとは初対面ながら名前を知られていたことや力を見定めさせろという発言から何かしらの関係がある模様。ヘレナが水着で泳ぐと発言した際に動揺する描写があったが、アイリスとキャトラの水着になるかならないかの話では平然としていた。

 

アイリス

 主人公共に巻き込まれた試練内の大食い対決では、えぐみのある山菜や魚の煮付け、虫料理などを美味しそうに完食し勝者となる。ビーチのあるピレント島だったが、水着がないため、海で泳ぐことはしなかった。

 

キャトラ

 主人公共に試練対決に巻き込まれる。突飛な発言の多いピレントの島民達(主にサマーソウル)にツッコミを入れることが多かった。試練内のスイカ割り対決では一糸纏わぬ姿に夏を感じるというサマーソウル独特の基準で勝者に選ばれることとなる。水は苦手ではない模様でアイリスを海水浴に誘った。

 
タビィ・クルイーサ

 ピレント島の住人。試練対決獣人族代表。半獣であり集落では人間っぽい獣人とカテゴライズされている。パンチが得意。素早さでは空を飛ぶ事のできるイリーナに負けているが体力はとてもあるようで、ダンテが息を切らすほどの山道を軽く駆け抜けた。イリーナに降りかかった岩にいち早く反応する、遠くの金の落ちた音を聞き取る等聴覚も人間より優れている様子。頭を使うのは得意ではない様でエレサールが半日かかって勉強を教えるも3の次は4であることを理解するのみで終わってしまった。本人はもっと賢くなりたいと考えており、同行することとなる飛行島の冒険では主にエレサールから勉強を教えてもらっている。イリーナからの淑女講習では本人は辛そうなものの挨拶のみで目の前に紳士のヴィジョンを見せるほどの隠れた才能を持っていた。飛行島の冒険に同行することになるが理由は明確にはセリフになかった。

 

イリーナ

 ピレント島の住人。試練対決鳥人族代表。高速で飛行することができる。少し高飛車な所がありキャトラからはツンケンしていると言われる。同世代のタビィに比べると優等生の様で族長二人の意向で対決の際ハンデとして主人公達を獣人族側のチームに加入させ、このことに誰も不満を抱かなかった。延長線の最中に飛来した岩に羽を下敷きにされ動けなくなったが、タビィ達に助けられる。助けられる前からタビィとは親密な関係の様で魔獣に囲まれた際に自分は置いて逃げろとタビィに発言している。自身の羽の怪我の間接的な原因であるものの治療を施してくれたヴァルアスに好意を寄せる描写がある。セリフの文字から父と呼ぶエーギルとは義理の親子の関係である模様。

 

ガザ

 ピレント島の住人。獣人族の族長。タビィからはじっちゃんと呼ばれているが血のつながりは不明。大いなるルーンについては一切知識はない模様。主人公達を半ば強引に試練対決に参加させる。島の長の一人としては懐が深い様で何らかの理由で住む場所を探している獣人達をピレント島に住まわせる来るもの拒まずの精神がある。

 

エーギル

 ピレント島の住人。鳥人族の族長。鳥人族の方が獣人族よりも優れているという思想を口にするが、同じく族長のガザとはとても親交が深い様子。ガザとは年に一回張り合い試練対決をするが、50年連続で引き分けとなっており、その度に固い握手をしている。泳げないといったセリフがあるが、これが鳥人族の弱点なのか単純に彼だけがそうなのかはわからない。

 

サマーソウル

 ピレント島の天使の祭壇にて召喚される夏の天使。股間のみを隠す水着のみを着用している男性の姿をしており、最初に現れた時はアイリスに悲鳴を上げられ、キャトラからは変態と叫ばれる。島の人間達からは信仰されている様でイリーナや族長達も敬っている様子。夏を感じることに全力であり、熱血漢の様なセリフが多い。試練の調停者という立場にありながら夏かどうかという訳のわからない基準で勝者を決める。世界中の祭りで大人気であり、多忙な身ということ。

 
エピタフ

 闇の勢力が集まる場で唯一王に対し不敬な態度を取っていた。忠誠心の高いグローザからは嫌われている様。ヴァルアスの話によれば王の意向で闇の勢力に参加しているという。ピレント島では特に行動は起こさなかった。

 

グローザ

 闇の勢力の一人。王に対して強い忠誠心を持つ。可愛いか可愛くないかを基準に物事を考える女性。彼女の中ではキャトラは可愛いとカテゴライズされ、遠くから熱烈な視線を送っていた。白の巫女に対して憎悪の感情があり、すぐにでも殺したいと発言するがヴァルアスにたしなめられている。ピレント島では特に行動は起こさなかった。

 

ヴァルアス

 闇の勢力の一人。暗黒騎士の称号を持つ。闇への忠誠を誓っていると自己紹介する。主人公の名前を呟いたり、力を見定めるため魔物を放つ等彼とはなんらかの関係がある模様。主人公に対し放った魔物がイリーナに怪我を負わせた際には回復魔法を使用したことから騎士としての彼なりの誇りが窺える。

 

 恐らくカイルが闇に侵食された姿。ヴァルアス達に大いなるルーンを集め闇の世界を作るように命令した。復活して間もないため力が戻っていない様子。グローザのセリフから力を失った原因は白の巫女にあると思われる。エピタフがイスタルカ島にて言及していた『彼』と同一人物と思われる。

 

ギガント・シザース

 巨大なカニ。主人公の力量を測るためにヴァルアスがサンゴ礁の入江に出現させた。遠方から巨大な岩を投擲し攻撃してきた。後に島の生態系を乱しカニのサイズが大きくなってしまったが、食用に最適ということで島民からは歓迎されている。

 

バロン

 ルーンドライバーの特殊な反応から珍しく上陸直後に島を散策するも、大いなるルーンがないと知り飛行島の防衛に回った。ウクレレ以外にも釣りが趣味であり、サマーソウルを釣り上げ困惑する。

 

ダンテ

 暑いピレント島でも鎧姿だったが、鎧はオーダーメイドで様々な種類を作っている様で今回は夏用を着用していた。登城用、式典用、夜会用等バリエーション豊か。防御力はどれも変わらない。タビィに稽古をつけるため一緒に山道を走るが体力がタビィに追いつかず鎧が重いと言い訳をした。タビィたちが破壊するのに手こずっていた岩と同じくらいのものを破壊して見せるもタビィの不意打ちカンチョーで失神する。

 

ヘレナ

 水着になって泳ぐと発言し主人公をドギマギさせるが、彼の見ていないところで泳いで水着から着替えて戻ってきた。パイの革命を起こしたいと言ってソウル・スイカを使ったパイを考案するも迷走し、ただスイカを円形に並べただけになってしまう。

 

エレサール

 キャトラから森マイスターと呼ばれ、ピレント島の森の採点をする。生物のバランスや未踏破であるポテンシャルを考慮し95点をつけ、高く評価する。タビィに勉強を教えることとなるが手を焼いている模様。サマーフレンドという問題集を作成するもタビィはまだそこに辿り着けていない。森で育つエルフであるため泳ぎは不得意の様で海に飛び込むも溺れてしまいサマーソウルに助けられる。その後荒波で特訓することになるが効果はわからない。

 

長くなったので用語は別の記事に。